院長挨拶・沿革

2024年に「村上こどもクリニック」を継承し、「大池おのこどもクリニック」と名前を変えて診療しております。

前院長である村上龍夫先生とは、私の父が中学時代からの友人というご縁がありました。
1994年の村上こどもクリニック開業時に、小学生だった私が遊びに来ていたのも不思議な巡り合わせを感じます。地域に根ざした小児科クリニックとして村上先生が築いてきた30年間を大切に継承し、これから発展させていきたいと思っています。

簡単ではありますが、自己紹介をいたします。福岡市南区に生まれ、大池の隣りの校区である西高宮小学校を卒業しました。色んな人に関わる仕事がしたいと思い、また子どもと接するのが好きでしたので小児科医になりました。小児科医としては、九州大学病院、福岡赤十字病院、福岡市立こども病院、大分県立病院、北九州市立医療センターなどで様々な病気の子どもたちの治療を行いました。難病のお子さんの治療、特に小児がんを専門としていましたが、これからも長く現場で子どもに関わりたいと思い、開業医の道を選びました。小児科医としてのモットーは、「こどもと家族に優しいこと」そして「きちんと診察して説明すること」です。子どもの病気は軽症が多いのですが、その中に見逃してはいけない病気が隠れています。難病を知っているからこそ、丁寧にきちんと診察したいと心がけています。

また、私には小中学生の3人の子どもがおり、毎日喜びと困惑を味わいながら子育てしています。子どもの成長は楽しいですね。「子育てに正解はない」とは知りながらも、どこかに正解があるのかも？より良い子育てがあるのでは？と夫婦で試行錯誤し、親としての道を模索しています。同じく悩まれている親御さんがいらっしゃいましたら、ともに成長していけたら嬉しく思います。

小野 宏彰